TEXTSPLIT関数さんについて、注意点と使い方をまとめました。
動画の流れ
基本的な使い方(文字の列方向への分割)と、応用を解説。
※編集は2022年5月時点のもの(Insiderでの使用)です。
2022年9月時点では第五引数に[match_mode]が追加されています。

動画の詳細
0:00 冒頭
1:03 基本
・列方向の分割(第二引数)
・区切りたい文字を複数指定({}を使用)
4:43 応用
・行列両方向の分割
・”改行”をキーとして分割
・分割後の値で並び替え
・行列分割時、行、列内の配列数が異なった場合の処理

グーグルスプレッドシートにしかなかった関数が、
遂にExcelでも使えるようになるんですね!

スプレッドシート?なにそれ?

TEXTSPLIT関数とは
行、列の区切り記号を使用してテキスト文字列を分割する関数。
■構文
=TEXTSPLIT(text,col_delimiter,[row_delimiter],[ignore_empty], [match_mode], [pad_with])
text…元の文字列。分割させたい文字。
col_delimiter…列方向に分割させるキーとなる文字
row_delimiter…行方向に分割させるキーとなる文字
ignore_empty…結果が空白となる場合、埋めるかどうか。既定はTRUE(空白も表示される)。
match_mode…大文字と小文字を区別するか否か。既定は0(大文字と小文字を区別する)。区別したくない場合は”1″を指定。
pad_with…結果を埋め込む値(配列数が行列で一致していない場合)。既定は#N/A。

↑1つのセルにごっちゃになっているデータを配列で出力することが可能。
※CHAR(10)を指定すれば、セル内改行で分割も可能。
あとがたり
ExcelにもSPLIT関数が欲しいな~っと思い続けて早5年。uぷ主です。
今のところ実務で使ったことは一度もありません。
TEXTSPLIT関数、初めて使って正直驚きました。
スプレッドシートのSPLIT関数と同じなんだろうな~と思って使ったら…
「行列どちらにも分割可能」※第二、第三引数
「複数の文字列を簡単に指定可能」など、スプレッドシートとの違いを見せつけてきました!
さすがMicrosoftさん!!
2022年9月時点、SPLIT関数ではこれらの指定はできないようですからね。
俺たちはGoogleより上!と言わんばかりに、関数名までちょっと変えてきましたね。
「SPLIT関数」って名前ではだめだったんでしょうか…?
お陰様で動画の編集と英語の翻訳が大変でした…
次はExcelにもQUERY関数の実装を期待します。FILTERだとちょっとなぁ…

Excelとスプレッドシート、どちらも切磋琢磨して
どんどん便利になっていってますよね!

日系企業のブチョ太郎は何やってんの?

あそこ給料は高いらしいけど…黙っとこ
コメント